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糖尿病-15

毎日暑い日がつづきますね。

このような時に気をつけなければならないのが熱中症です。

夏は、気温とともに体温も上昇するので、体は発汗によって体温を下げようとします。

その汗には、水分だけでなく塩分も含まれており、この両方が失われることで脱水症になります。

脱水症を放っておくと、熱中症、熱射病へと症状が移行していきます。

水と電解質(塩分が水に溶けると電解質になります)で構成される体液が汗で失われ、その補給ができていない場合に生じます。

脱水症になると、血液の量が減り、血圧が低下します。

必要な栄養素が体に行き渡らなくなり、不要な老廃物を排泄する力も低下します。

また、食欲不振などの原因にもなります。

さらに、骨や筋肉から電解質が失われることで、脚がつったり、しびれが起こることもあります。

脱水症が、熱中症のさまざまな症状を誘発します。

一度に大量の水を摂取すると、かえって体内の電解質のバランスが崩れ体調不良を引き起こすことがあります。

水分補給をする時には、あわせて塩分の補給も行いましょう。

水分と塩分を同時に補給できるスポーツドリンクや経口補水液、また水や麦茶には、塩や梅干しなどを足して塩分も補給しましょう。

緑茶やウーロン茶に含まれるカフェインは利尿作用があるため要注意です。

ただし、スポーツドリンクには糖質が多く、含まれているため、糖尿病の患者さんが気をつける必要があります。
500mlに糖質25g 角砂糖6個分です。

今年が暑い夏になりそうです。

体調管理に気をつけてください。

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