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ヒートショック

おはようございます。 


今日も暖かい朝ですね。
週末は気温が下がるようです。


風邪などひかれないよう体調管理に気をつけてください。 


ヒートショックという言葉をご存じでしょうか? 


ヒートショックとは、急激な「温度差」によって体に起こる悪影響のことです。 


動脈硬化が進みやすい持病がある人などが、温度差によって急激な血圧の変化にさらされて、心筋梗塞や脳梗塞、不整脈などを起こすことが発症します。 


寒くなる冬場には発生率が格段に高くなるので、特に注意が必要です。 


気温の低い冬などは、浴室だけでなく住宅内の様々な場所で生じる急激な「温度差」が急激な血圧の変化を引き起こし、「ヒートショック」の原因になる場合があると言われています。 


ヒートショックは、暖かい部屋と寒い脱衣所の温度差が10度以上ある場合に起こります。 


外の寒さを凌ぐために部屋を暖かくしますが、入浴のために脱衣所へ向かうと一転して気温が下がります。


そこから熱いシャワーを浴びて高温の湯船につかるというこの一連の動作が心臓への大きな負担となり、その環境に体がついていかないことから血圧が急激に上下してしまいます。 


ヒートショックが原因と推測される入浴中に亡くなる人の数は、年間1万人と11年間で約1.7倍増加しており、現在では交通事故死者数よりも多い数字となっています。 


ヒートショックを防ぐには、どのような対策を取れば良いのでしょうか。 


冬場における部屋の暖かさと、脱衣場の寒さ、そして浴槽の熱さという急激な温度変化がヒートショックを引き起こします。 


そのため、簡易的な暖房機を設置し、服を脱ぐ前に脱衣所を温めるなどの施策は有効に働くでしょう。 


浴室暖房なども洗い場を温めるのに有効ですが、水回りという制約もあり、後から設置することは難しいかもしれません。 


その場合はシャワーを出して浴室の空気を温めるという方法も有効です。 


いずれにしても、まずはお風呂場周辺を温め、温度変化を防ぎましょう。 


また、食後の血圧が下がっているタイミングでの入浴は避けたいところです。 


水を飲んでからお風呂に入ることや湯温を低めに設定する、かかり湯する、半身浴を楽しむなど、試すことのできる方法は沢山あります。 


そして高齢者の家族は特に、入浴中の声かけを気を付けたいところです。 


これから厳しい冬がやってきますが、十分注意していきましょう。 


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