免疫機構も腸内細菌との共同作業ではじめて成り立ちます。
病原体の多くは腸から体内に運びこまれ、感染症を防ぐ、最大の防御が腸です。
腸内細菌は腸にある免疫細胞を活性化します。
免疫力を高めるのに腸内細菌を増やすことが重要です。
腸内フローラの状態が悪化するとさまざまな病気が起こってしまいます。
それらの病気は風邪や食中毒だけではなく、癌や動脈硬化症、認知症、アレルギー疾患、潰瘍性大腸炎、うつ病などがあります。
腸内細菌は主に4種類の細菌が存在し、腸内細菌の90%を閉めています。
「フィルミクテス菌」「バクテロイデス菌」「アクチノバクテリア菌」「プロテオバクテリア菌」が90%を占めています。
「フィルミクテス門」「バクテロイデス門」の細菌が日和見菌、「プロテオバクテリア門」の細菌が悪玉菌です。
善玉菌は「アクチノバクテリア門」で10%にも満たしません。
日和見菌は腸内細菌が善玉菌優位のときが善玉菌に加担し、悪玉菌が優位になると悪玉菌に加担します。
ですから、日和見菌をどう働かせるかが、腸内細菌を改善する重要なポイントになります。