脂肪肝
2016/10/27脂肪肝とは、中性脂肪が肝臓に蓄積する病気です。
食事で摂った脂質は、小腸で吸収され肝臓で脂肪酸に分解され、糖質はブドウ糖に分解されて、小腸から吸収された後、肝臓で中性脂肪に変化します。
摂取エネルギーと消費エネルギーのバランスが取れていればよいのですが、脂質や糖質を摂り過ぎていてさらに運動不足の場合には、使いきれなかった脂肪酸やブドウ糖が中性脂肪として肝臓に蓄えられます。
お酒の飲み過ぎでも肝臓に中性脂肪がたまります。これは、アルコールが分解する時、中性脂肪が合成されやすくなるからです。
また肥満になると、肝臓での脂肪酸の燃焼が悪くなるので、やはり肝臓に中性脂肪がたまります。
さらに、極端な食事制限など無理なダイエットをした人も「低栄養性脂肪肝」と呼ばれる脂肪肝になることがあります。
最近、脂肪肝が肝硬変や肝臓がんへと進行する可能性があり、さまざまな生活習慣病のリスクも高めることがわかってきました。
日々の生活が重要な予防の一つにつながります。アルコールを飲む方は、休肝日を設けることも重要です。
低カロリーや低脂肪の食事を取る事で、脂肪の取りすぎを防ぐ効果があります。
栄養バランスも気を付け、無理なダイエットはせず、規則正しい生活とバランスの取れた食事を接収するのも有効な手段の一つになります。
治療としても、生活習慣の改善が第一となります。食事を見直す、適度な運動を行う、禁酒、体重を減らす事で、肝臓にたまった中性脂肪が減ります。
食欲の秋と言われますが、ほどほどにしないといけませんね。
脂肪肝の検査を行っています。
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品川内科クリニック
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http://www.shinagawa-c.com
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