品川内科クリニック|内科・消化器内科・糖尿病内科・小児科

品川内科クリニック

院長ブログ「しなくり日記」

健康のこと、日常のことなどを発信しています。

糖尿病-17

2018/7/23
危険な猛暑が続いています。
温度が高い時は、我慢せずに冷房をつけるようにしてください。

インスリンを打ち続けると自分のインスリンがでなくなるのですか?と質問されました。

著明な高血糖状態は大小の血管合併症や認知症、癌の悪化だけでなく、糖毒性といって膵臓のβ細胞にダメージを与え、インスリンの分泌を抑制し、さらなる高血糖を増長します。

インスリン療法を行うことで血糖値を改善し、膵臓のβ細胞を休めて糖毒性を解除することで、再びインスリン分泌が復活することがあります。

インスリン療法をちゅうちょしている間に膵臓のβ細胞にダメージが進んでしまってからではインスリン分泌の復活の可能性が低くなります。

早期のインスリン療法の開始はインスリン分泌能の復活を早めることになります。


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糖尿病ー16

2018/7/19
毎日猛暑が続いています。
熱中症にくれぐれも気をつけてください。

国内外で発表された研究によると、糖尿病(主に2型糖尿病)の方は、がんリスクが20%ほど高いことが報告されています。

日本人では特に大腸がん、肝臓がん、膵臓がんのリスクが高いとされています。

ほかの種類のがんについては、一定の結論が得られていません。

原因として

2型糖尿病の方の多くは、インスリンが効きにくくなっているために血液中のインスリン濃度が高くなっています。
血液中の過剰なインスリンは発がんに関与する可能性があると考えられています。
ただし、インスリン注射により発がんが増えることは否定されています。

高血糖そのものによる酸化ストレスが発がんに関係する可能性があると言われています。

2型糖尿病の方では、無症状ですが全身に慢性的な炎症がみられると言われます。慢性の炎症は、発がんのリスクと考えられています。

糖尿病にかかっている人は積極的に癌検診を受けるようにしてください。

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糖尿病-15

2018/7/12
毎日暑い日がつづきますね。

このような時に気をつけなければならないのが熱中症です。

夏は、気温とともに体温も上昇するので、体は発汗によって体温を下げようとします。

その汗には、水分だけでなく塩分も含まれており、この両方が失われることで脱水症になります。

脱水症を放っておくと、熱中症、熱射病へと症状が移行していきます。

水と電解質(塩分が水に溶けると電解質になります)で構成される体液が汗で失われ、その補給ができていない場合に生じます。

脱水症になると、血液の量が減り、血圧が低下します。

必要な栄養素が体に行き渡らなくなり、不要な老廃物を排泄する力も低下します。

また、食欲不振などの原因にもなります。

さらに、骨や筋肉から電解質が失われることで、脚がつったり、しびれが起こることもあります。

脱水症が、熱中症のさまざまな症状を誘発します。

一度に大量の水を摂取すると、かえって体内の電解質のバランスが崩れ体調不良を引き起こすことがあります。

水分補給をする時には、あわせて塩分の補給も行いましょう。

水分と塩分を同時に補給できるスポーツドリンクや経口補水液、また水や麦茶には、塩や梅干しなどを足して塩分も補給しましょう。

緑茶やウーロン茶に含まれるカフェインは利尿作用があるため要注意です。

ただし、スポーツドリンクには糖質が多く、含まれているため、糖尿病の患者さんが気をつける必要があります。
500mlに糖質25g 角砂糖6個分です。

今年が暑い夏になりそうです。

体調管理に気をつけてください。

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糖尿病-14

2018/7/10
梅雨明けして、暑い日がつづきますね。
熱中症など体調管理に気をつけてください。

日本人の平均寿命は
男性80.98才 女性87.14才

健康寿命は
男性71.2才、女性74.2才

です。

糖尿病患者の平均寿命は
男性、女性ともに10才程度低くなります。

すなわち
糖尿病にかかると、健康な人に比べて平均寿命が低下し、健康寿命はさらに低下します。

糖尿病にかかるということは寿命を縮めることになります。

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糖尿病ー13

2018/7/10
今日も風や雨がひどいですね。
通勤・通学の際にはお気をつけください。

運動療法は、食事療法と並んで糖尿病治療の基本です。

 運動療法がなぜよいのかというと、2型糖尿病のおもな原因は、肥満、過食、運動不足によるものだからです。

運動によりエネルギーを消費して、肥満を解消 ・抑制します。
さらに運動を毎日続けていると筋肉の活動量が上がることで、悪かったインスリンの働きも改善します。

さらに食後すぐに運動をすると、ブドウ糖や脂肪酸の利用が促されて血糖値が下がるという効果もあります。
激しい運動でなくても、家事をしたり、散歩でも効果があります。


運動療法の効果 

1
運動によって、血液中のブドウ糖が筋肉にとり込まれやすくなり、ブドウ糖、脂肪酸の利用が促進されます 。

2
2型糖尿病では、低下しているインスリンの働きが高まります。

3
エネルギーの摂取と消費のバランスが改善し、減量効果 ・肥満の防止になります 。

4
高血圧や脂質異常症(高脂血症)の改善に役立ちます 

5  関節や骨が丈夫になり、末梢血管が強くなり心臓や肺の機能が高まります 

ただし、運動だけでがダイエット効果がないので、食事療法も大切です。

歩行やジョギング、水泳などの全身運動にあたる有酸素運動のほうが効果があり、有酸素運動を継続して行うことで、インスリンの働きがよくなるからです。
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