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乳腺症

乳腺症とは?

乳腺は乳管上皮を含む実質とその間を埋める間質でできています。また、乳腺は女性ホルモンの影響により増生(細胞の数が増え組織、器官が大きくなること)と萎縮(細胞の数が減り組織、器官が小さくなること)を長年にわたって繰り返しています。
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乳腺症は実質と間質の増生や萎縮、化生(組織の変化)などの変化が同時に混ざり合ってみられる状態です。症状は痛みやしこり、乳頭からの分泌物などです。

特に閉経前の女性に多くみられます。組織学的には乳管過形成、小葉過形成、腺症、嚢胞、上皮のアポクリン化生、線維腺腫様過形成、線維症などの変化がさまざまな組み合わせで部分的に認められます。しかしこれらの変化は正常乳腺にもみられ、成熟期女性のほとんどに起こっていると考えられています。

その程度が増して症状がみられる場合を乳腺症といいます。原因は、月経、女性ホルモンの影響との関連が推定されていますが、はっきりしていません。診断には、マンモグラフィ、超音波検査、造影MRI検査が有用です。そのうえで乳がんとの鑑別が困難な場合には針生検、穿刺吸引細胞診などの病理的な検査が必要な場合もあります。
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