急性肝炎
急性肝炎ってどんな病気?
急性肝炎とは、短期的に肝臓に炎症が起こる疾患です。原因には、ウイルス性、自己免疫性、薬物性など様々なものがありますが、基本的には自然治癒します。しかし、1~2%は重症化し、劇症肝炎(急性肝不全)と呼ばれる重篤な病態に移行します。
以下のような症状があらわれることがあります。
- 発熱、喉の痛み、頭痛などの風邪の様な症状
- 食欲不振
- 全身がだるい
- 吐き気
- 腹痛
- 発疹
- 皮膚や白目が黄色くなる
- 尿が茶色くなる
劇症肝炎(急性肝不全)
劇症肝炎(急性肝不全)とは、肝臓の機能が急激に低下し、意識障害などの重篤な症状が現れる疾患です。この意識障害は「肝性脳症」と呼ばれ、ひどい場合は昏睡状態に陥ります。