自己免疫性膵炎
自己免疫性膵炎とは?
自己免疫性膵炎とは、自己免疫疾患が原因で起こる膵炎です。中高年の男性に多く見られ、発症年齢は60代に多いとされています。女性よりも男性の方が約2.8倍かかりやすい病気と言われ、他の自己免疫性疾患を合併することがあります。
一般的にステロイドによる治療が奏功します。
自己免疫性膵炎は、黄疸や体重減少、腹痛などの症状が現れることがあります。自己免疫性膵炎は、膵臓が慢性的な炎症を起こして肥大することにより、膵臓内にある胆管がつぶされ、腸に胆汁が流れなくなってしまいます。このことにより、黄疸が起こります。患者の約60%が、黄疸を初発症状とすると言われています。