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川崎病

川崎病とは?

1967年に川崎富作博士が、手足の指先から皮膚がむける症状を伴う小児の「急性熱性皮膚粘膜りんぱ腺症候群」として発表された症候群が、新しい病気であることがわかり、博士の名前をとって川崎病という病名になりました。
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原因はまだはっきりしていませんが、ウイルスや細菌に感染したのをきっかけにそれを防ごうとする免疫反応がおこり、全身の中小の血管に炎症が生じるのではないかと考えられています。血液の中には白血球という体を守る働きをする細胞があります。

細菌などが侵入すると、それが刺激になって白血球が増え、血管の壁(血管壁)に集まってきます。この状態が血管炎で、炎症が強すぎると白血球から出る酵素によって血管壁は傷んでしまいます。

主な症状

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  1. 5日以上続く発熱(38度以上)

  2. 発疹

  3. 両方の目が赤くなる(両側眼球結膜充血)

  4. 唇が赤くなったり、苺舌がみられる。

  5. 病気の初期に手足がはれたり、手のひらや足底が赤くなったりする。
    熱が下がってから、手足の指先から皮膚がむける膜様落屑(まくようらくせつ)がある。

  6. 片側の首のリンパ節がはれる。

  7. 急性期の炎症が強かったり発熱が10日以上続いたりすると、冠動脈瘤ができやすくなるので、少しでも早く炎症をおさえる治療が必要です。

  8. 1977年ごろから、アスピリンなど抗炎症作用をもつ薬が使用されるようになりました。当時は急性期の冠動脈拡大が約40%、1年後の冠動脈障害が約10%でした。

    1982年から免疫グロブリン大量療法が行われるようになりました。免疫グロブリン製剤は、献血された人の血液からガンマグロブリンというたんぱくを取り出したものです。この中には細菌やウイルスが体に侵入してきた時、感染を防ぐ抗体が含まれています。
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