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虫刺され

■虫刺されについて

カ、ブヨ、ダニ、ハチなどの虫が人間の皮膚を刺し、咬み、または人間の血を吸うことによって痛み、かゆみ、赤み、腫れなどが生じることを虫さされといいます。
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■虫刺されの症状

虫刺されによる症状は、大きく痛みとかゆみの2つに分けることができます。痛みは虫が刺した時の「チクッ」とする針の刺激による痛みと、皮膚に注入された物質の作用によって起こります。

一方、かゆみは虫の毒素や唾液が皮膚に注入されることによるアレルギー反応です。夏場、誰もが経験のある蚊に刺された場合のかゆみや腫れも、アレルギー反応の一種と言えます。

虫が皮膚を刺したり咬んだりしたときには、虫が持っている毒成分・唾液成分が抗原(アレルゲン)となってからだの中の抗体と反応し、ヒスタミンなどのかゆみの原因物質が分泌されてかゆみや炎症などの皮膚炎を引き起こします。

つまり多くの虫さされは、虫の毒成分などに対するアレルギー反応の一つなのです。

また、毒成分が注入されるときの物理的な刺激そのものによっても、炎症が生じます。このような症状は年齢や刺された頻度、体質による個人差が大きいものですが、一般的にアレルギー体質の人は症状が強く出るといわれています。

■虫刺されによるアレルギーについて

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虫刺されによるアレルギーには「即時型反応」と、「遅延型(遅発型)反応」の2つのタイプがあります。

「即時型反応」は、虫に刺された直後からかゆくなったり、赤くなったりミミズ腫れが現れたりしますが、数十分でおさまります。

一方、「遅延型反応」は虫に刺されて数時間後にかゆみや赤み、腫れなどが出て、数日〜1週間ほどで改善していきます。

虫刺されのアレルギー反応は、刺された回数で変化していきます。乳幼児期は「遅延型反応」が顕著に起こり、幼児期から青年期にかけてはどちらの反応も起こると言われています。

青年期から壮年期では「即時型反応」のみ、老年期になるといずれの反応も起こらなくなる人が多いようです。ただし、個人差があるため一概には言えません。
蚊に刺されたら
蚊に刺された場合の皮膚反応としては、刺されてすぐに出現する発赤、かゆみ(即時型反応)、と、刺されて1~2日で出現する発赤、かゆみ(遅延型反応)があります。

室内で飼っているネコやイヌにノミが寄生している場合は室内でも成虫が発生するので吸血被害を受けます。
屋外で刺された場合はスネや足を集中的に刺されるのが特徴で、しばしば水ぶくれを作ります。しかし、室内ではうでや体も刺されます。ノミに刺されてもその場では気付かず、吸血されて1~2日後に赤いブツブツができて初めて気付く人も多いようです。

イエダニ類は体長0.7mm前後ときわめて小さい上に、寝ている間に布団に潜り込んで吸血するため、刺されている場面はほとんど見ることができません。古い一戸建てで、ネズミが生息するような家で被害がでやすいようです。

顔や手足はほとんど刺さず、わき腹や下腹部、ふとももの内側などを刺して、かゆみの強い赤いブツブツができます

イエダニ類とは別に、山でのハイキングや野外レジャーの際にマダニ類による刺咬を受けることがあります。マダニ類は体長1~3mmで、本来は野生動物に寄生していますが、ヒトの体に取りついて、わき腹やふともも、陰部などの皮膚に咬みついて吸血します。

そして数日後にはダニの腹部が数mm大に膨らみ、飽血状態となって脱落します。無理に引き抜こうとすると、頭部が皮膚に残って炎症を起こすことがあります。

■蜂(はち)に刺されたら

ハチに刺されたら
ハチに刺されると、まず激しい痛みが出現し、赤く腫れます。これはハチ毒の刺激作用によるもので、初めて刺された場合、通常は1日以内に症状は治まります。

しかし、2回目以降はハチ毒に対するアレルギー反応が加わるため、刺された直後からジンマシンを生じたり、刺されて1~2日で強い発赤、腫れを生じたりします。この反応には個人差が大きいですが、ひどい場合は刺されて30分~1時間で意識消失や血圧低下などを生じて、死に至ることがあります。

これはアナフィラキシーショックと呼ばれる症状で、ハチ刺されによる死亡事故はこの特殊なアレルギー反応によるものです。

■虫刺されの治療について

虫さされの治療は、軽症であれば市販のかゆみ止め外用薬でもよいですが、赤みやかゆみが強い場合はステロイド外用薬が必要です。症状が強い場合は抗ヒスタミン薬やステロイドの内服薬が必要になるので、医療機関を受診してください。
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