新型コロナウイルスの感染防止のために学校で生徒や児童が着用するマスクを巡り、文部科学省は「基本的に常時着用」とする指針を見直し、状況に応じて取り外すよう促す方針を固めました。
夏休みを短縮して授業を行う学校が多い中、マスク着用による体調悪化が懸念され、熱中症対策を優先するよう周知しました。
文科省は6月に作成した「学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル」を改訂します。
マスクについて「基本的には常時着用」との文言を外し、代わりに「身体的距離が取れない場合は着用」とする。
取り外すかどうかの判断材料として暑さ指数などを明示し、学校現場が生徒や児童への指導をしやすくする。
などです。
気温と湿度が上昇するなか、熱中症対策が必要ですね。