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院長ブログ「しなくり日記」

健康のこと、日常のことなどを発信しています。

インフルエンザ流行

2019/1/10
おはようございます。
 

福岡県は、今年のインフルエンザの流行について、1月19日に「警報」を発表しました。 

県内198の定点医療機関の平均患者数が、1月8日~14日の週に42.26人となり、警報基準(30人)を越えたためです。 

県感染症対策係によると、今年流行しているインフルエンザは「A/H1亜型」「B型山形系統」の2種類です。 

このうち「A/H1亜型」は、2009年に「新型インフルエンザ」として猛威を振るったものです。 

学校、幼稚園などの教育機関でも感染が進んでおり、県下の教育機関では学級閉鎖、学年閉鎖が相次いでいるとのことです。 

インフルエンザの予防対策として、適度の加湿の保持、十分な休養とバランスのとれた栄養摂取やインフルエンザの流行時期には人混みや繁華街への外出を控えることが有効です。 

特に、インフルエンザの感染経路は、飛沫感染と接触感染ですので、手洗いと咳エチケットをしっかりと行うことが大切です。 

また、重症化する可能性の高い高齢者や基礎疾患のある方などへの感染の警戒から、社会福祉施設や医療機関等へのウイルスの持ち込みを防ぐために、関係者が個人で出来る予防策を徹底するとともに訪問者等については、インフルエンザの症状が認められる場合の訪問を自粛することが重要となります。 

外出後は、石けんを使用し、流水でしっかり手を洗ってください。 

また、消毒用エタノールなどの手指消毒剤を使用する場合は、しっかり乾燥させてから使用してください。 

また、手洗いは、ノロウイルス感染症を含む多くの感染症の感染予防にも有効です。
福岡県と接している鳥栖でもインフルエンザの流行が予想されます。 

体調管理に気をつけてくださいね。 

品川内科クリニック 

0942-85-8334
http://www.shinagawa-c.com 

苦しくない胃カメラを行っています。 

糖尿病、高血圧、高コレステロール血症、気管支喘息、アレルギー、認知症、甲状腺、不眠症、睡眠時無呼吸症候群、禁煙外来などの治療を行っています。 

鳥栖市、基山町、小郡市、筑紫野市のかかりつけ医。
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風疹ワクチン

2018/12/17
こんにちは。 

寒い日が続きますね。 

体調管理に気をつけてください。 

2018年12月13日に開催された厚生科学審議会感染症部会は、流行が続く風疹への今後の対策案として「風しんに関する追加的対策骨子(案)」を一部を除き了承しました。 

抗体保有率の低い世代の男性に対し、市町村が予防接種法に基づき抗体検査と予防接種を2019年から3年間原則無料で実施するというものです。 

骨子は、2019年から
(1)抗体保有率の低い世代の男性に対し市町村が予防接種・抗体検査を実施すること、
(2)市町村はまず対象者に抗体検査を実施し、結果が陰性だった者に対して風疹の定期接種を行うこと――としました。 

対象者は、1962年4月2日から1979年4月1日に生まれた男性(39~56歳の男性)。

 風疹はワクチンで予防可能な感染症ですが、今回報告を受けている風疹患者の中心は、過去にワクチンを受けていないなど、抗体を保有していない集団です。 

実際に、2018年に報告された風疹患者の予防接種歴は、「なし」613人(25%)および「不明」1682人(69%)が9割以上となっていました。 

感染すると約2~3週間後に発熱や発疹、リンパ節の腫れなどの症状が現れます。 

風しんの症状は、子どもでは比較的軽いのですが、まれに脳炎、血小板減少性紫斑病などの合併症が、2,000人~5,000人に1人くらいの割合で発生することがあります。 

また、大人がかかると、発熱や発疹の期間が子どもに比べて長く、関節痛がひどいことが多いとされています。 

また、発疹の出る前後約1週間は人に感染させる可能性があります。 

風しんに対する免疫が不十分な妊娠20週頃までの女性が風しんウイルスに感染すると、眼や心臓、耳等に障害をもつ(先天性風しん症候群)子どもが出生することがあります。(妊娠1ヶ月でかかった場合50%以上、妊娠2ヶ月の場合は35%などとされています)。

 現在はワクチンが不足していますが、抗体のない方はワクチン接種が望ましいと思われます。 

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ヒートショック

2018/12/5
おはようございます。 


今日も暖かい朝ですね。
週末は気温が下がるようです。


風邪などひかれないよう体調管理に気をつけてください。 


ヒートショックという言葉をご存じでしょうか? 


ヒートショックとは、急激な「温度差」によって体に起こる悪影響のことです。 


動脈硬化が進みやすい持病がある人などが、温度差によって急激な血圧の変化にさらされて、心筋梗塞や脳梗塞、不整脈などを起こすことが発症します。 


寒くなる冬場には発生率が格段に高くなるので、特に注意が必要です。 


気温の低い冬などは、浴室だけでなく住宅内の様々な場所で生じる急激な「温度差」が急激な血圧の変化を引き起こし、「ヒートショック」の原因になる場合があると言われています。 


ヒートショックは、暖かい部屋と寒い脱衣所の温度差が10度以上ある場合に起こります。 


外の寒さを凌ぐために部屋を暖かくしますが、入浴のために脱衣所へ向かうと一転して気温が下がります。


そこから熱いシャワーを浴びて高温の湯船につかるというこの一連の動作が心臓への大きな負担となり、その環境に体がついていかないことから血圧が急激に上下してしまいます。 


ヒートショックが原因と推測される入浴中に亡くなる人の数は、年間1万人と11年間で約1.7倍増加しており、現在では交通事故死者数よりも多い数字となっています。 


ヒートショックを防ぐには、どのような対策を取れば良いのでしょうか。 


冬場における部屋の暖かさと、脱衣場の寒さ、そして浴槽の熱さという急激な温度変化がヒートショックを引き起こします。 


そのため、簡易的な暖房機を設置し、服を脱ぐ前に脱衣所を温めるなどの施策は有効に働くでしょう。 


浴室暖房なども洗い場を温めるのに有効ですが、水回りという制約もあり、後から設置することは難しいかもしれません。 


その場合はシャワーを出して浴室の空気を温めるという方法も有効です。 


いずれにしても、まずはお風呂場周辺を温め、温度変化を防ぎましょう。 


また、食後の血圧が下がっているタイミングでの入浴は避けたいところです。 


水を飲んでからお風呂に入ることや湯温を低めに設定する、かかり湯する、半身浴を楽しむなど、試すことのできる方法は沢山あります。 


そして高齢者の家族は特に、入浴中の声かけを気を付けたいところです。 


これから厳しい冬がやってきますが、十分注意していきましょう。 


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インフルエンザ

2018/11/28
こんにちは。

 気温がだんだん下がってきて本格的な冬が近づいてきました。 

 インフルエンザは毎年秋から初春にか けて流行する感染症の1つですが、流行の兆しが見られます。 

インフルエンザは普通のかぜとは異なり、突然の38℃以上の「高熱」や、関節痛、筋肉痛、頭痛などの他、全身倦怠感、食欲不振などの「全身症状」が強く現れるのが特徴です。 

インフルエンザウイルスに感染した場合、約1~3日の潜伏期間の後発症します。 

 突然の38℃以上の「高熱」や全身倦怠感、食欲不振などの「全身症状」が強く現れます。 

やや遅れて、咳(せき)やのどの痛み、鼻水などの「呼吸器症状」が現れ、腰痛や悪心(吐き気)などの「消化器症状」を訴えることもあります。 

 通常は、10日前後で症状が落ち着き、治癒します。 

 かぜの多くは、発症後の経過がゆるやかで、発熱も軽度であり、くしゃみやのどの痛み、鼻水・鼻づまりなどの症状が主にみられます。 

これに対し、インフルエンザは高熱を伴って急激に発症し、全身倦怠感、食欲不振などの「全身症状」が強く現れます。

関節痛、筋肉痛、頭痛も現れます。 

また、インフルエンザは、肺炎や脳炎(インフルエンザ脳炎)などを合併して重症化することがあります。 

インフルエンザの症状を改善するためには、体内にいるインフルエンザウイルスの増殖を防ぐ「抗インフルエンザウイルス薬」の服用が有効です。 

抗インフルエンザウイルス薬を発症後すぐに服用を開始すると、服用していない場合と比べて発熱期間が1~2日短縮され、ウイルスの排泄量も減少し、症状が徐々に改善されていきます。 

体調が悪いときは早めに受診してください。 

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認知症サポート医

2018/11/21
おはようございます。 

今日はこの秋1番の冷え込みとのこと、風邪ひかれないように気をつけてください。 

先日、認知症サポート医研修会を受講しました。 

厚生労働省の2015年1月の発表によると、日本の認知症患者数は2012年時点で約462万人、65歳以上の高齢者の約7人に1人と推計されています。

 認知症の前段階とされる「軽度認知障害(MCI: mild cognitive impairment)」と推計される約400万人を合わせると、高齢者の約4人に1人が認知症あるいはその予備群ということになります。 

医療機関を受診して認知症と診断された人だけでもこの数字ですから、症状はすでに出ているのにまだ受診していない人も含めると、患者数はもっと増えていくと考えられます。 

今後高齢化がさらに進んでいくにつれ、認知症の患者数がさらに膨らんでいくことは確実です。

 厚労省が今回発表した推計によれば、団塊の世代が75歳以上となる2025年には、認知症患者数は700万人前後に達し、65歳以上の高齢者の約5人に1人を占める見込みです。

 なお、認知症は高齢者だけの病気ではありません。
65歳未満で認知症を発症する場合もあり、「若年性認知症」と呼ばれています。 

若年性認知症はアルツハイマー病が多く、とくに40代、50代の働き盛りで起こると老年性の認知症よりも早く進行し、症状も重くなる傾向があります。 

また仕事や子ども、マイホーム、お金の問題など、高齢者の認知症とは違う現役世代ならではの悩みを抱えるため、手厚いサポートが必要になります。 

認知症サポート医とは、認知症の患者さんや、その疑いのある方が、早期から地域の中で必要な医療や介護に繋がることができるよう、案内役やパイプ役を担う医師のことです。 

御家族で認知症では?と思われる方がおられたらお気軽にご相談ください。 

インフルエンザの予防接種を一時休止しています。
再開時にはホームページやLINEにてお知らせいたします。 

この機会にぜひLINE登録されてください。 

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