品川内科クリニック|内科・消化器内科

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院長ブログ「しなくり日記」

健康のこと、日常のことなどを発信しています。

RS ウイルス

2018/9/14
おはようございます。 

今日は雨の1日になりそうですね。

 明日からお休みの方も多いと思いますが、連休はよい天気になりそうです。 

よい休日をお過ごしください。 

現在、RSウイルスが流行しているようです。 

RSウイルス感染症とは、RSウイルスの感染による呼吸器の感染症です。 

何度も感染と発病を繰り返しますが、生後1歳までに半数以上が、2歳までにほぼ100%の乳幼児が感染するとされています。 

9月頃から流行し、初春まで続くとされてきましたが、近年では夏季より流行が始まるようになってきています。 

非常に感染力が強く、幼稚園や保育園などの施設内感染に注意が必要です。
熱、鼻水などの症状が数日続きます。 

多くは軽症で済みますが、咳がひどくなる、「ゼーゼー、ヒューヒュー」という喘鳴を伴った呼吸困難が出るなどの症状が出現した場合は、細気管支炎、肺炎へと進展することがあり注意が必要です。 

潜伏期間は2~8日、典型的には4~6日です。初めて感染する乳幼児の約7割は、数日のうちに軽快しますが、約3割は咳が悪化し、喘鳴、呼吸困難症状などが出現します。

 RSウイルスは、RSウイルスに感染している人の咳やくしゃみ、または会話をした際に飛び散るしぶきを浴びて吸い込むことで感染します。

感染の多くは、この「飛沫感染」によると考えられ、ドアノブなどの環境表面についたウイルスへの接触により、鼻や口などの粘膜や傷口などを通して感染する「接触感染」も成立します。 

成人がRSウイルスに感染した場合、かぜのような症状であることが多いことから、RSウイルス感染者であると気付かないことがあります。 

したがって、咳等の呼吸器症状がある場合は、可能な限り0歳~1歳児との接触を避けることが乳幼児の発症予防に繋がります。 

皮脂欠乏症に使用されているヒルドイドソフトにムース・タイプができました。

当院にて処方しています。 

禁煙外来・睡眠時無呼吸外来を行っています。 

品川内科クリニック 

0942-85-8334 

http://www.shinagawa-c.com 

苦しくない胃カメラを行っています。 

糖尿病、高血圧、高コレステロール血症、気管支喘息、アレルギー、認知症、甲状腺、不眠症の治療を行っています。

 鳥栖市、基山町、小郡市、筑紫野市のかかりつけ医。 
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睡眠時無呼吸症候群

2018/9/6
こんにちは。 

朝晩は少しだけ涼しくなってきたようです。 

秋が待ち遠しいですね。 

睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)を知っていますか?

 睡眠時無呼吸症候群は、眠っている間に呼吸が止まる病気です。
Sleep Apnea Syndromeの頭文字をとって、「SAS(サス)」とも言われます。

 医学的には、10秒以上の気流停止(気道の空気の流れが止まった状態)を無呼吸とし、無呼吸が一晩(7時間の睡眠中)に30回以上、若しくは1時間あたり5回以上あれば、睡眠時無呼吸です。 

寝ている間の無呼吸に私たちはなかなか気付くことができないために、検査・治療を受けていない多くの患者さんがいる可能性があります。 

この病気が深刻なのは、寝ている間に生じる無呼吸が、起きているときの私たちの活動に様々な影響を及ぼすことです。 

昼間に強い眠気や倦怠感、集中力低下などが引き起こされ、日中の様々な活動に影響が生じてきます。 

無呼吸がつづくことで体に負荷がかかり生活習慣病(高血圧や心疾患など)になることや、記憶に新しい新幹線のオーバーラン事件に代表される、昼間の眠気による事故(交通事故、労災事故)に関係するため、ご本人だけでなく社会的にも問題と
なることがあります。 

有病率は人口の4%と言われており、日本には200万人いると言われています。 

しかし、なかなか気がつきにくい、いびきをかく程度で受診するなんて恥ずかしいと言う理由などで、まだまだ治療を受けている方が少ないのが現状です。 

家族にいびきを指摘されたり、上記のような症状がある方は簡易検査を受けてみてはいかがでしょうか? 

当院で簡易検査を始めましたので、お気軽にご相談ください。 


品川内科クリニック

 0942-85-8334

 http://www.shinagawa-c.com 

苦しくない胃カメラを行っています。 

糖尿病、高血圧、高コレステロール血症、気管支喘息、アレルギー、認知症、甲状腺の治療を行っています。 
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糖尿病-18

2018/8/3
毎日暑い日が続きますね。

水分・塩分補給を心がけて、熱中症に気をつけてください。

熱中症の予防には水分や塩分の摂取が重要となります。

そこで“ポ カリスエット”や“アクエリアス”などのスポーツドリンクを飲む機会が 増えてきます。

他にもつめたい清涼飲料がほしくなりますが、スポ ーツドリンクや清涼飲料には糖分が多く含まれています。

糖分の多いこれ らの飲料を多量に飲み続けていると、急激に血糖値が上がる「ペットボト ル症候群」に陥る危険性があります。

「ペットボトル症候群」の正式な名称は、「ソフトドリンク・ケトーシ ス」といいます。

糖分の多いソフトドリンクを継続して多量に摂取するこ とで血糖値が上昇し、血糖値を一定に保つために必要なインスリンの働き が一時的に低下するために起こります。

インスリンが足りなくなると、吸 収したブドウ糖をエネルギーとして上手に利用できなくなり、その結果と して、体の中に蓄えてある脂肪などを分解してエネルギーとして利用せざ るを得なくなります。

そのときに「ケトン体」と呼ばれる代謝物が増えて しまい血液が酸性に傾きます。

その結果、意識がもうろうとしたり、倦怠 感があったり、意識がはっきりしなくなったりします。

 糖分の過剰摂取のために血糖が上がってしまうと、それを薄めようとし てさらに水分を欲してのどが渇きます。

血液の浸透圧も上がり(濃くなり) 尿の量も増えます。

カラダから水分がさらに出て行ってしまうためのどが 渇き、甘い飲み物をさらに飲んでしまうという悪循環に陥ってしまいます。 

一般的清涼飲料水は 1 リットル当たり 100 グラム前後の糖分が含まれ ていると考えられます。一般的なスポーツドリンクには、1 リットル当た り 40~60 グラム程度の糖分が入っています。

角砂糖やスティックシュガ ー1 個が 4~6 グラム前後なので、1 リットルの飲料を一気に飲んだとす ると、その飲料が清涼飲料水では角砂糖 20 個、スポーツドリンクでは角 砂糖 10 個をかじったのと同じと考えられます。 

日常の 生活における脱水の予防には、2~3 倍に薄めたスポーツ飲料を用いたり、 スポーツドリンクや清涼飲料だけでなくお茶などの糖分の入っていない 飲み物と交互に摂ったりする。
あるいはミネラルウォーターにレモンを搾 り、適度な糖分や塩分を加えたものなども摂取するなどの工夫が必要です。 

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糖尿病-17

2018/7/23
危険な猛暑が続いています。
温度が高い時は、我慢せずに冷房をつけるようにしてください。

インスリンを打ち続けると自分のインスリンがでなくなるのですか?と質問されました。

著明な高血糖状態は大小の血管合併症や認知症、癌の悪化だけでなく、糖毒性といって膵臓のβ細胞にダメージを与え、インスリンの分泌を抑制し、さらなる高血糖を増長します。

インスリン療法を行うことで血糖値を改善し、膵臓のβ細胞を休めて糖毒性を解除することで、再びインスリン分泌が復活することがあります。

インスリン療法をちゅうちょしている間に膵臓のβ細胞にダメージが進んでしまってからではインスリン分泌の復活の可能性が低くなります。

早期のインスリン療法の開始はインスリン分泌能の復活を早めることになります。


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糖尿病ー16

2018/7/19
毎日猛暑が続いています。
熱中症にくれぐれも気をつけてください。

国内外で発表された研究によると、糖尿病(主に2型糖尿病)の方は、がんリスクが20%ほど高いことが報告されています。

日本人では特に大腸がん、肝臓がん、膵臓がんのリスクが高いとされています。

ほかの種類のがんについては、一定の結論が得られていません。

原因として

2型糖尿病の方の多くは、インスリンが効きにくくなっているために血液中のインスリン濃度が高くなっています。
血液中の過剰なインスリンは発がんに関与する可能性があると考えられています。
ただし、インスリン注射により発がんが増えることは否定されています。

高血糖そのものによる酸化ストレスが発がんに関係する可能性があると言われています。

2型糖尿病の方では、無症状ですが全身に慢性的な炎症がみられると言われます。慢性の炎症は、発がんのリスクと考えられています。

糖尿病にかかっている人は積極的に癌検診を受けるようにしてください。

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